主催: 公益社団法人 計測自動制御学会, 一般社団法人 日本機械学会, システム制御情報学会, 一般社団法人 電気学会, 公益社団法人 化学工学会, 公益社団法人 精密工学会, 一般社団法人 日本航空宇宙学会
共催: 国立大学法人 群馬大学, 53の学会,協会などから協賛
会議名: 第57回自動制御連合講演会
開催地: 群馬伊香保 ホテル天坊
開催日: 2014/11/10 - 2014/11/12
本稿では5軸能動形磁気軸受における不釣り合い振動補償器の切替方法について示す.PVCはゲインと位相を任意に操作することができ,PGC,ABSの両特性を得ることが可能である.PGCは低速回転(0-1,600 rpm)において,ABSは高速回転(1,600-6000 rpm)において,振れ回り抑制に効果的であると指摘されている.PVCを用いて,位相進みを与えたまま,PGCからABSへ連続的に切り替えることによる切替時の振れ回りを考慮した切替方法を提案する.さらに,実機実験から提案する切替方法が最も振れ回りを抑制できることを示す.