日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学
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原著論文
審美矯正治療のためのインプラントを用いた矯正治療における診断と治療の実際
清水 浩明
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2009 年 29 巻 4 号 p. 298-307

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抄録

審美性を重視し,最小の患者負担と最大の治療結果が求められる近年の矯正歯科臨床において,テンポラリーアンカレッジディバイスおよびスケルタルアンカレッジは,従来の顎外固定装置に代わる加強固定のみならず,また垂直的移動,水平的移動の固定源として臨床応用が幅広く行われており,患者の協力に左右されない予知性の高い治療法として確立されてきている.しかしながら,インプラントを使用した治療は,診断,治療ゴールの設定,それを可能にする治療手順などが未解決となっており,本稿ではⅢ級症例の審美性の高い治療結果,および審美的なゴールの設定を含む診断方法,バイオメカニックスから治療手順について考察を加えた.

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© 2009 特定非営利活動法人 日本顎咬合学会
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