日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学
Online ISSN : 1884-8230
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症例報告
院内コミュニケーションの重要性
小野寺 夏美
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2015 年 35 巻 1-2 号 p. 57-62

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抄録
良好なチーム医療は医院の質を向上させるのみならず,医療安全管理面でも重要な位置を占めている.その中でも円滑かつ正確なコミュニケーションは重要であり,これは言語による伝達のみであると情報は正確さを失い,時間とともに忘れ去られてしまう.目に見える形に文章化し,会議での報告にて情報の共有化を図り,ブラッシュアップした後にマニュアル化することは非常に適切な方法で,これによってミスの減少,入局時期の差や世代間の価値観の違いが改善され,しいてはチーム医療の質が向上すると考える.この報告では職場の連携を改善すべく多様な会議の方法(報告・ブレインストーミング・オープンディスカッション)やPDCA cycle の導入によって業務を有機的かつ継続的に改善,あるいはIT 機器を用いての院内コミュニケーションの改善を行っている.その結果,情報や体験を共有するにはシステムや時間を確保すことが重要であり,院内をまとめるには適切な目的を共有することが必要であると考えられた.
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© 2015 特定非営利活動法人 日本顎咬合学会
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