文化経済学
Online ISSN : 1884-2208
Print ISSN : 1344-1442
戦後日本の芸術分野における国際文化交流
大木 裕子
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2002 年 3 巻 2 号 p. 87-96

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抄録

日本の文化交流は、芸術家・文化人の派遣、招聘など人的交流を中心に始められ、その後オーケストラや歌舞伎の公演、日本古美術展など単発の催し物事業、近年では次第に大規模な文化事業として展開されるようになった。「フジヤマ・ゲイシャ」に代表された日本の姿から、現在の世界に認められる日本文化は、歌舞伎をはじめとした日本伝統文化に留まらず、文学からマンガ・アニメといつた大衆文化にまで拡大の一途をたどっている。

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