2011 年 15 巻 1 号 p. 89-97
広島大学情報メディア教育研究センターでは、2010年9月にシステム更新を完了した。新システムで再構築したセンター・サービスの利用登録システムにおいては、「誰がどの機能を使用できるか」を一元管理するため、サービスの機能単位とユーザーグループで構成するサービス管理表を導入した。これにより、サービス利用条件を可視化でき、且つ、利用条件の変更も容易になった。事務方とのデータ連携においては、教職員、学生および学外者のIDについて、LDAPで連携している。何回か起きた大規模なID消失等のトラブルに対して、実害を極力抑制できる仕掛けを構築した。