抄録
筆者は、令和元年度「グローバル化に対応した外国語教育推進事業(文部科学省委託事業)」に研究担当員として参加し、パフォーマンス課題を導入した指導案作成と授業を行った。本稿はその実践内容を報告するものである。授業では、課題を「日本・中国・台湾の高校生の朝食に関する意識・行動には違いがあるのか調べて発表しよう!」と設定し、日本語母語話者の生徒と中国ルーツの生徒を対象にプロジェクト型の学習を行った。また今回の取り組みでは、協働学習の機会を多く設け、その効果についても検証している。最後に実施した振り返りからは、中華圏の多様性への理解の深化が示され、協働学習についても肯定的な回答が得られた。