大学教育学会誌
Online ISSN : 2758-6510
Print ISSN : 1344-2449
ラウンドテーブル報告
教養教育の目的と内容・方法の国際比較
─社会的役割・専門教育との関係性に着目して─
深堀 聰子森 利枝杉本 和弘夏目 達也白川 優治
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2022 年 44 巻 2 号 p. 161-166

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抄録

 大学教育におけるリベラル・アーツの再評価を試みる動きが,2000年代以降,世界各国で見られるようになった.日本でも,教養教育は,第二次世界大戦後,「民主化を担う市民」を育成する役割を担って,一般教育という形で,ディシプリンの教育(専門教育)を中心とする高等教育システムに導入されたが,大学設置基準の大綱化を経て変容を遂げながら,「判断力・創造力・課題探求能力」の育成等へと,その役割を拡張・展開してきた.こうした日本の教養教育の特徴と今日的課題を明らかにすることが,この国際比較研究の目的である.

 本ラウンドテーブルでは,米国,豪州,フランス,日本における教養教育の背景,現状,動向の整理を試み,国際比較研究を推進するための分析枠組を模索した.

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© 2022 一般社団法人 大学教育学会
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