支援対話研究
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NPO法人の運営におけるコーチングの効果について
松本 亜樹子
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ジャーナル オープンアクセス

2017 年 4 巻 p. 63-74

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抄録
日本において「特定非営利活動促進法(通称NPO 法)*1」が成立(1998 年 3 月 19 日)・施行(同12月1日)されてから、18年が経過した。その間認証された特定非営利活動法人(以下NPO法人)は、2016年3月現在で約5万団体にも上る。 NPO法人は、国および地方公共団体が経営する公的企業の第一セクターや、一般企業の第二セクターができない、手が行き届かないことに取り組む第三セクターとして、その社会的意義が大きい。しかしながらごく一部のNPO法人を除き、その経営や運営はリソース(人材や活動資金等)の不足により大きな困難を伴うことが多い。給与体系を整え十分な職員を雇えるNPO法人は多くはないため、ほとんどのNPO法人はボランティア(無償/わずかな有償)の人材を頼ることになるわけだが、このボランティアの継続が至難の業である。特に「患者(当事者)団体」のNPO法人は、ボランティアの活動動機が「疾患や事象に関する課題に対する自助」であるため、疾患の進捗に伴いモチベーションの継続等が課題とされている。 このようなNPO法人の運営や課題に、コーチング/コミュニケーションスキルはどのように機能するのであろうか。実践を通してレポートする。
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2017 一般社団法人日本支援対話学会
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