日本地震工学会論文集
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論文
粘弾性ダンパーを用いた超高層集合住宅の地震応答評価
井川 望伊藤 真二田沼 毅彦渡辺 一弘
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2015 年 15 巻 7 号 p. 7_306-7_315

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抄録

大阪市に建つ粘弾性ダンパーを用いた鉄骨造(柱はコンクリート充填鋼管)の40階建て超高層集合住宅について、大きな加速度が観測された2つの地震記録を対象に、立体フレームモデルを用いて応答解析を行った。その結果、温度依存性等を考慮して粘弾性ダンパーのモデル化を行えば、観測記録とよい対応が取れ、ダンパーの挙動も評価できること、ダンパーのないモデルによる解析結果との比較から、ダンパーにより建物応答が低減し、また、地震時のダンパーの温度の違いによって応答低減の程度が異なること、などが確認できた。

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© 2015 一般社団法人 日本地震工学会
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