大成建設 (株) 技術センター
2016 年 16 巻 10 号 p. 10_146-10_150
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2016年熊本地震で得られた強震記録を用いたスペクトルインバージョン解析により、震源および伝播経路の特性を評価した。得られた震源スペクトルから求められる短周期レベルAは、前震・本震とも横ずれ断層を対象とした既往研究結果よりも大きな値となることが分かった。また、伝播経路の特性をあらわすQ値は、九州地域を対象とした既往研究と同様の傾向となり、その特性はQ=79f0.78とモデル化された。
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