弘前大学大学院理工学研究科
2016 年 16 巻 4 号 p. 4_215-4_231
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著者らは各々特定の目的をもって青森県内に臨時地震観測点を展開している。2011年東北地方太平洋沖地震の際には、4地域にあった6台の強震計で地震動記録が得られた。それらの記録は、最も大きい最大加速度が167cm/s2、計測震度相当値で5.0とそれほど強いものではなかった。しかしながら、各地域毎に異なる様相を示す記録が得られ、設置目的にかなうものであった。本報告では、東北地方太平洋沖地震の記録を紹介するとともに、著者らが推定した観測地点の地下構造や、観測目的に関連した事項を記す。
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