鹿島建設 技術研究所
小堀鐸二研究所
2020 年 20 巻 2 号 p. 2_36-2_57
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経験的な地震動予測の高精度化を目的として,伝播経路特性と震源特性の空間変動を考慮した地震動予測モデルの構築を試みた.空間変動をモデル化する手段として混合地理的加重回帰を利用したモデル化を提案し,福島県周辺の内陸地殻内地震によるデータを用いてモデル化の有効性を検討した.提案モデルにより,データの特徴に基づく空間変動がモデル化でき,従来型のモデル化に比べて誤差が小さい予測モデルが得られることを確認した.提案モデルは増大するデータを活用して詳細な地震動予測モデルを構築する手段として有効である.
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