2023 年 23 巻 2 号 p. 2_71-2_76
既報(藤堂ほか,2022)の強震動生成領域(SMGA)データの検討において課題であったSMGAデータの面積SSMGAの評価の課題を解決するために,SMGAデータから直接に平均的なSSMGAを評価した.この評価では,レシピの3ステージモデルに適合するように第1,第2,第3の各ステージでSSMGAを地震モーメントM0に関してM02/3,M01/2,M01のスケーリングとして,SSMGAデータに最小自乗法を適用してM0-SSMGA関係の経験式を設定した.この経験式と既設定の短周期レベルに関する経験式を用いて算定した応力降下量は各ステージにおいてM0に関わらず一定値となり,それらがSMGAデータと整合することを確認した.