日本地震工学会論文集
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振動台実験に基づく摩擦係数の面圧および速度依存性が滑り基礎構造物の地震応答に及ぼす影響
東城 峻樹宮津 裕次富田 愛青木 崇
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2025 年 25 巻 2 号 p. 2_180-2_193

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抄録

戸建て住宅における耐震性能の向上手段の一つとして,比較的低コストで導入可能な免震技術である滑り基礎構造が注目されている.滑り基礎構造の耐震安全性評価においては,滑り面の摩擦係数を適切に設計する必要がある.摩擦係数は,建物のロッキングに伴う面圧の増減,あるいは滑り速度の変動に応じた依存性を有することが指摘されているが,これらが建物応答に及ぼす影響については不明瞭である.本研究では,既往の滑り基礎構造を適用した実大2層木造建物の振動台実験を対象に,各依存性の有無をパラメータとしたシミュレーション解析を行うことで,各パラメータが滑り基礎構造物の応答に及ぼす影響について考察する.

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© 2025 公益社団法人 日本地震工学会
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