日本腹部救急医学会雑誌
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症例報告
胆囊捻転症の3例
箕輪 啓太高階 謙一郎下村 克己
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2019 年 39 巻 1 号 p. 119-122

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抄録

腹痛を主訴に医療機関を受診するも軽症と判断され一旦帰宅し,その後,症状増悪したために再診し緊急手術を施行した胆囊捻転症の3例を経験したので報告する。症例1は21歳男性。BMI 21.1kg/m2。右側腹部痛を主訴に当院を再診し,CTで胆囊捻転症と診断し,腹腔鏡下胆囊摘出術を施行した。症例2は86歳女性。BMI 19.1kg/m2。右下腹部痛と発熱を主訴に前医を受診し,翌日に原因精査目的で当院紹介受診した。CTで胆囊捻転症と診断し,開腹胆囊摘出術を施行した。症例3は92歳女性。BMI 15.9 kg/m2。右側腹部痛を主訴に前医を受診し,翌日のCTで腸閉塞が疑われて転院となった。開腹所見で胆囊捻転症と診断し,胆囊摘出術を施行した。3症例の胆囊摘出術後の経過は良好であった。胆囊捻転症は症状出現時は身体診察や採血検査のみでは診断遅延を招くため,早期発見には画像検査が必須であり,本疾患が疑われた場合には腹腔鏡手術も選択肢として考慮すべきであると思われる。

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© 2019, Japanese Society for Abdominal Emargency Medicine
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