教育メディア研究
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プロジェクト型学習におけるSNS可視化システムを利用した学習支援の事例研究
山田 雅之佐藤 慎一影戸 誠
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ジャーナル オープンアクセス

2014 年 21 巻 1 号 p. 21-31

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抄録

海外研修や国内における国際交流フィールドワーク等,プロジェクト型学習が近年増加している.しかしながらプロジェクト型学習の意義や効果を学習者が如何に振り返るかと事前の準備活動を如何に支援するかが大きな課題となっている.本研究では,国際交流イベントであるワールドユースミーティングの開催をプロジェクト型学習として実践している,日本福祉大学国際福祉開発学部の取り組みに着目し,SNSを可視化するシステムPisionを利用した事前事後の学習支援について検討を行う.実験から,プロジェクト型学習においてSNS可視化システムを利用することは,課題の全体像を把握することを支援すると共に,全体像を把握して活動することの重要性を認識できることやシステムの継続的利用の可能性が期待できる結果となった.また本研究を通じてシステムが実践の中で利用可能であることが示唆され,次年度へ向けた活動ガイドラインを提案した.

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© 2014 日本教育メディア学会
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