抄録
本稿では音楽系専門学校におけるコロナ対応に基づく日々の学生の体調報告の収集方法について考察したものである。同専門学校特有の事情も大きく背景に存在しており,全ての初等教育・中等教育・高等教育に幅広くそのまま当てはまるものではない。しかし示唆するものは他の教育機関に無用のものではないと考えられる。特に学生の体調収集方法にGAS(Google Apps Script)を用いたことが特徴的だと挙げられる。たが同様内容は情報処理の専門家が既に様々な条件に当てはめてサービスが巧に行われ,概ねビジネスとして成立している。従ってここでは学術的な研究という位置付けではなく「実践研究」と位置付け,専門学校の学習環境作りをGAS等のプログラムスキルを全く持たない一介の教員が如何に対応できるかを現場の事情にも触れながら考察していく。