日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
Print ISSN : 2186-9545
特集2
甲状腺未分化癌の化学療法
神森 眞
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2016 年 33 巻 3 号 p. 166-169

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抄録

甲状腺未分化癌は,極めて悪性度が高く病状の急速な悪化を伴うためその多くは診断後半年以内に不幸な転帰をとることが知られている。標準的な治療法は,未確立であり探索的な集学的治療が行われるも科学的なエビデンスは存在していないが,全身療法が必要であることは明白である。本稿では,わが国の甲状腺未分化癌化学療法の歴史的背景と甲状腺未分化癌コンソーシアムを中心に施行された全国規模の医師主導多施設共同研究「甲状腺未分化癌に対するweekly paclitaxelによる化学療法の容認性,安全性に関する前向き研究」(ATTCJ-PTX-P2,UMIN ID 000008574)の成果と合わせて今後の甲状腺未分化癌の化学療法の位置づけと展望について論じることとする。

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