2022 年 39 巻 4 号 p. 238-240
魅力的な内分泌外科にするために,われわれ耳鼻咽喉科・頭頸部外科医が内分泌外科学会にどのように寄与していくのがよいのか,また耳鼻咽喉科・頭頸部外科医に対してどのように興味を持ってもらうかを考えてみた。耳鼻咽喉科・頭頸部外科医が得意とする喉頭・気管・縦隔などの拡大手術や,甲状軟骨形成術など音声外科手術など技術面で寄与することができる。また内分泌外科に取り組む体制や教育システムを構築し,診断から手術,フォローアップという一連の流れの中で甲状腺外科に興味を持ってもらったり,ワークライフバランスのよい甲状腺手術において女性医師が活躍しやすい領域にしていくことも大切である。耳鼻咽喉科・頭頸部外科医の中には内視鏡下甲状腺手術の技術を頭頸部癌手術に応用しようと考えている人も多いため,内視鏡下手術をきっかけに,内分泌外科を知ってもらい,学会参加につなげていければよいのではないかとも考えている。