抄録
Bacillus sectorramus FERM-P8973 プルラナーゼ(天野製薬(株)製)の,MonoQカラムの陰イオン交換クロマトグラフィーによる簡易精製法を確立した.得られた精製酵素は電気泳動的,ゲル濾過的に均一で,その分子量(95kD),至適pH(5~5.5),至適温度(55℃),安定pH,温度安定性はMoriらの報告(Denpun Kagaku,38,9-16,1991)とほぼ同じであったが,等電点(5.3)だけは異なっていた,本酵素のアミノ酸組成は他のアミラーゼとよく似ていた.N末端は,YSNSTGV-IVHTHRDSNYTN-であり,Klebsiella pneumoniae W70に見られるようなコラーゲンに似た配列とは異なるものであった.