日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集
2005年 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会
セッションID: S-06
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2005年三鉱シンポジウム:地球物質科学のニューフロンティア
放射光トモグラフィー
*土山 明上杉 健太朗中野 司竹内 晃久鈴木 芳生
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抄録

X線CT(computed tomography)は、非破壊で物体の内部構造を求める方法である。放射光を用いることにより、指向性の強い高輝度の単色光が得られる。これを光源とすることにより、高分解能で定量的なCT像が得られる。ここでは、大型放射光施設であるSPring-8のビームラインBL20B2, BL20XUおよびBL47XUにおいて利用可能な吸収トモグラフィーおよび位相トモグラフィーとその地球惑星物質への応用について述べる。また、これらにより得られた3次元CT画像から必要な情報を取り出すための、汎用性・拡張性のある3次元画像ソフトの開発と、それを用いた定量的な解析法およびその成果についても述べる。

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© 2005 日本鉱物科学会
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