目的:訪問看護師の栄養アセスメント・モニタリングシート活用および管理栄養士との事例検討による成果について明らかにする。
方法:対象者は、栄養アセスメント・モニタリングシート(以下、栄養シート)を活用し、管理栄養士との事例検討を実施した訪問看護師9名とした。半構造的グループインタビューを実施し、データは定性的コーディングにて分析した。
結果:対象者は全て女性で、年齢は40~70歳代であった。栄養シート活用および管理栄養士との事例検討による成果として、【食・栄養支援に必要な情報とその重要性の認識】【療養者の経過と課題との関連性の明確化】【根拠に基づいた継続的な支援の実施】【栄養士との協働による食・栄養支援ネットワークの促進】が挙げられた。
結論:訪問看護師が栄養シートを活用し、管理栄養士との事例検討会で助言を受けて協働を図ったことにより、療養者の食や栄養に関する課題を明確に導き、継続可能で効果的な支援が促進された。