日本看護科学会誌
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原著
青年期前期における「親世代になることに対する意識尺度」の作成と信頼性・妥当性の検討
千原 裕香西村 真実子成田 みぎわ金谷 雅代寺井 孝弘伊達岡 五月本部 由梨
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2019 年 39 巻 p. 211-220

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抄録

目的:青年期前期における親世代になることに対する意識尺度を作成し,信頼性と妥当性を検討する.

方法:予備調査により48項目の尺度原案を作成した.A県内の高校生786名を対象に質問紙調査を実施し,内的整合性と構成概念妥当性を検討した.

結果:回収数762名,有効回答数703名であった.因子分析及び信頼性の検討の結果,【子どもとの関わりに対する意識】【親子関係に対する意識】【親になることに対する意識】【夫婦や社会で子育てすることに対する意識】【子どもや子育てに対する関心・感情】【子育てに対する不安】の6下位尺度33項目で構成された.既知集団妥当性と確証的因子分析により,一定の構成概念妥当性が確保された.各下位尺度のCronbach’s α係数は0.76から0.94で概ね良好な値が得られた.

結論:作成した親世代になることに対する意識尺度の信頼性と妥当性は概ね確保できた.

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© 2019 公益社団法人日本看護科学学会
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