2025 年 45 巻 p. 454-465
目的:精神科外来で精神疾患をもつ者へ実践されているデジタルテクノロジーを用いた看護実践の内容と効果を明らかにする.
方法:代表的なデータベースのPubMed,CINAHL,医中誌Webを用いて看護実践について記載のある日本語・英語文献をDigital TechnologyやTelemedicine等のシソーラスを用いたキーワードで抽出した.
結果:14件が選定された.内容を帰納的に統合し①教育的指導・相談(7件),②症状等のモニタリング(4件),③治療プログラムの実践(3件)を実施していることが明らかとなった.症状改善を目的とした8件の研究中7件で肯定的な変化がみられた.疾患や重症度に関わらず実践されておりビデオ会議システム(7件)が最も使用されていた.
結論:ビデオ会議システム等を用いた看護実践が様々な疾患や重症度の患者の症状改善に繋がる可能性が示唆された.