日本看護科学会誌
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原著
個別課題から地域課題の抽出と解決の検討を促す乳幼児健診後カンファレンスシートの妥当性と有用性の検証
斎藤 美矢子守田 孝恵
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2025 年 45 巻 p. 478-489

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抄録

目的:乳幼児健診で個別課題から地域課題の抽出と解決の検討を促すカンファレンスシートの妥当性と有用性を検証する.

方法:個別課題から地域課題を抽出し解決の検討を促すカンファレンスシートを作成し実際に使用した.カンファレンスで参加観察を行い,実践技術の要素を組み込んだシートの妥当性を検証した.また,質問紙調査を実施し,有効性と効率性の観点から有用性を検証した.

結果:28事例の検討で8件の地域課題の検討がされた.シート内容は要素との関連が認められ,妥当性が確認された.また,保健師の意識変化から【個別課題の共通性に気づく】【個別課題から地域課題を思考するプロセスが理解できる】【地域の環境に目が向く】【情報の可視化と伝達の効率化】など,有効かつ効率的に実用できるシートの有用性が示された.

結論:本シートは,個別課題から地域課題の抽出と解決の検討を促す有効なツールであり,妥当性と有用性が確認された.

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