2026 年 46 巻 p. 12-23
目的:急性期病院における病棟看護師の脳卒中患者への退院支援実践状況と関連要因を明らかにする.
方法:日本脳卒中学会の一次脳卒中センターコアに認定された病院の脳外科/脳神経内科病棟の看護師719名に対し,病棟看護師の退院支援実践自己評価尺度を含む質問紙調査を実施した.
結果:有効回答180名を分析対象とし,重回帰分析の結果,退院支援カンファレンスの実施(β = .260, p < .001),医師との連携(β = .205, p = .005),教育課程外での退院支援教育受講(β = .185, p = .007),手順書・マニュアルの活用(β = .177, p = .008)の順に関連していた.
結論:脳卒中患者の退院支援を行う病棟看護師では,退院支援カンファレンスの活用,医師との連携,教育課程外での退院支援教育の受講,および手順書・マニュアルの活用があるほど,退院支援実践力が高いことが示された.