日本看護科学会誌
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原著
日本の医療機関における日本語を母語としない外国人患者への看護実践上の配慮
上野 妙子師岡 友紀
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2026 年 46 巻 p. 145-155

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抄録

目的:本研究は,日本の医療機関における日本語を母語としない外国人患者への看護実践上の配慮を明らかにすることを目的とした.

方法:外国人患者への看護経験が豊富な看護職8名に対し,その看護実践上の配慮について半構成的インタビューを行い,質的記述的に分析した.

結果:日本語を母語としない外国人患者への看護実践上の配慮は【患者の日本語能力に合わせて伝わる言葉を駆使する】【機械翻訳を活用し制約の少ない互いの母語での会話を促進する】【異なった文化や言語による不安が和らぐように環境を整える】【文化や言語の違いも個別性の一つとして捉え,個として向き合う】【文化的背景の情報共有と支援体制をチームで整える】などの8カテゴリに集約された.

結論:本研究で明らかになった看護実践は,言語的障壁をふまえ多様な手段で意思疎通を図り,個別性を尊重し,組織的支援も含め展開されることが示された.

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