日本看護科学会誌
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原著
医療的ケア児の児童発達支援等の利用に対する母親の認識の構造
林 恵飯田 苗恵反町 真由斎藤 基
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2026 年 46 巻 p. 400-411

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抄録

目的:医療的ケア児の児童発達支援等の利用に対する母親の認識の構造を明らかにする.

方法:児童発達支援等の利用を経験した医療的ケア児の母親10人に半構造化面接を行い,KJ法で分析した.

結果:母親の認識には,【就学を見据え親子とも負担なく楽しく安全に通える所がいい】【働けるように預け先を探すことが難しい】【簡便な手続きと理解ある相談先が得難い】があった.母親は親子にとって適切な利用先を模索する一方で,働けるよう預け先を探すことや相談手続きに困難さを抱えていた.

結論:児童発達支援等の利用を希望する母親が円滑に利用できる環境を整えるには,在宅生活を支援する看護職が身近な相談者として親子にとって適切な利用先や働けるような支援体制を考慮しながら思いを聴き,母親が相談しやすいよう関係機関と円滑な連携を図る必要性が示唆された.

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