2026 年 46 巻 p. 461-471
目的:新卒看護師がどのような自己調整学習方略を活用しているのかを明らかにする.
方法:新卒看護師12名を対象に半構造的面接を行い,質的記述的に分析した.
結果:新卒看護師は【実現可能な目標設定】【優先すべき課題のプランニング】【看護実践準備のための知識獲得】【目的に応じた人的資源の活用】【実践における試行錯誤を通じた自己研鑽】【リフレクションによる達成状況評価】【学習継続への意欲の維持】の7つの自己調整学習方略を活用していた.
結論:新卒看護師は慣れない環境下において目標達成していくために,目標設定と達成状況評価を行い,優先すべき課題のプランニングと知識獲得や人的資源の活用および試行錯誤を通じた自己研鑽による実践経験の蓄積などの学習方略に加え,学習意欲維持のため様々な方略を活用していた.新卒看護師は限定的かつ効率を重視した自己調整学習方略を活用していることが示唆された.