抄録
看護婦のライフスタイルと社会・心理的要因などの関係を明かにするために, 茨城県南部の100床以上の病院に勤務する看護婦1,150名を対象に調査を実施した。
(1) ライフスタイル得点であるHPIの平均は4.8±1.29であり, 年齢毎に増加する傾向が認められた。
(2) 全対象者においてライフスタイルに有意な相関関係があるのは,精神健康度, 働きがい度, 生活満足度であった。
(3) 年齢階級別に検討すると, 20歳代, 30歳代のライフスタイルは働きがい度, 生活満足度と正の相関, 精神健康度と負の相関が有意(p<0.01)に認められた。40歳代では, ライフスタイルと精神健康度は有意な負の相関, 50歳代ではライフスタイルと社会的支援に正の相関が有意(p<0.05)に認められた。