産業保健法学会誌
Online ISSN : 2758-2574
Print ISSN : 2758-2566
シンポジウム3 職場における遺伝情報の取扱いと対応の実際~遺伝性腫瘍の仮想事例からの接近~
個別化医療の現状と、 職場における遺伝情報の事例検討
泉 陽子
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2023 年 2 巻 1 号 p. 101-107

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抄録
ゲノム科学の進歩を背景に、個別化医療の研究・開発から実装が活発である。科学の発展の恩恵享受と個人の権利保護の両立には、社会の各分野において遺伝情報取扱のルール形成が必要となり、職域についてもゲノム科学、産業保健、法学の学際的な検討を要する。現状認識の共有と、遺伝性腫瘍素因を有する労働者に関する仮想事例選定の背景を示す。
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© 2023 一般社団法人日本産業保健法学会
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