理論応用力学講演会 講演論文集
第53回理論応用力学講演会 講演論文集
セッションID: 3B6
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OS19:ナノテクの数理とその手法
摩擦の原子論
*平野 元久
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抄録
原子論的モデルに基づいて摩擦と超潤滑(摩擦ゼロ現象)のメカニズムを述べる。超潤滑が現れる第一の条件は原子の断熱運動であり,この条件が満足されると摩擦は固体のすべり速度がゼロとなる極限で観測のタイムスケールに依存しないで常にゼロになる。超潤滑の第二の条件はエネルギの再帰現象であり,この条件が満足されると原子の運動のダイナミクスを通じてエネルギの再帰現象が起こり,再帰時間のタイムスケールで観測された摩擦力はゼロになる。後半では超潤滑の検証実験について述べる。
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© 2004 日本学術会議メカニクス·構造研究連絡委員会
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