主催: 日本文化人類学会
著者所属:大阪大学大学院人間科学研究科
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本発表は、南インド・ケーララ州の北部地域を中心に隆盛するムッタッパン信仰とその祭祀に関する現代的な消費動向を照射する。そして、ムッタパンという「神霊になること」を生業とする指定カーストの人々の実践活動の動態と彼らの生計戦略を描写しながら、経済発展の恩恵を背景に儀礼依頼が増加する今日において、実践者間の軋轢やかれらを取り巻く社会環境、さらには実践に関する様々な変容の一端について考察する。
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