主催: 日本文化人類学会
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ロシア共和国内のチュヴァシでは、人やものの諸カテゴリーへの分節が呪術的な思考の契機となっているケースが多く見出される。チュヴァシにおける暗黙知としての呪術は、人が危機的な状態に陥ったときに、人やものの分節以前の境界に踏みとどまることによって、境界から引き出される力の作用を頼むものであり、閉じられた体系的な知識とは異なる開かれた現実創出の一つのあり方を示している。
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