主催: 日本文化人類学会
関西大学
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本発表は、マレーシアにおける上座仏教の現地化の諸相、そのうち特に華人信者と僧侶の実践、彼らの演じる役割を考察することを目的とする。具体的にローカルなマレーシア人僧侶を中心に設立されている上座仏教センター、協会の活動、その展開に注目し、現地人の上座仏教系僧侶と信者層という角度から、外来の伝統である上座仏教はいかにマレー・イスラームという社会環境の中で自身のポジションを確保したのかを検討し、それがマレーシアにおける上座仏教の現地化の重要なプロセスであることを論じる。
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