主催: 日本文化人類学会
日本学術振興会/京都大学地域研究統合情報センター
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本発表は、中国のチベット社会における大規模な仏塔(チョルテン)の建設をとりあげ、それが現代の社会経済的な文脈の中でいかなる意味を持ち、人びとに価値あるものとして受け入れられるのかを明らかにするものである。観光化と一線を画して建設された仏塔が、人びとの生活と密接に関わる多くのモノの投入を媒介にして、寺院や村をめぐるローカルな紐帯を再想起させ存続させる装置として成立している点を論じる。
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