主催: 日本文化人類学会
福岡大学
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明治初め、琉球人と台湾原住民族パイワンとの接触の際に起きた悲劇的出来事は、それに国家が関与することで歴史事件となり、従来幾多の解釈がなされてきた。当事者とその子孫たちは長らく多様な歴史解釈の埒外にあったが、近年事件発生地のパイワンが参画して事件再解釈が活発化し、事件を資源化しようとする動きもある。このパイワンによる事件をめぐる交渉に焦点を当て、過去の接触経験に見出される現代的意義を考察する。
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