主催: 日本文化人類学会第50回研究大会
聖心女子大学
p. F11-
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
ケニア人の渡米は90年代以降に急増し、同時に「頭脳流出」の問題が指摘されている。そうした頭脳を母国へ戻し、自国経済の発展に役立てる試みもあるが、その帰還政策は移民の人生計画と折り合わず、開発と移民の状況を安易に結びつける事はできない。本発表では、米国で暮らしているギクユ人高技能移民の特徴を示すと同時に、近年の恩返しブームの実践例を取り上げ、国家開発とは異なる形で母国に影響を与える可能性を示す。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら