抄録
本稿では、日本国内のeビジネスのイノベーションの動向について、関連した特許や企業のサービス提供や研究開発などの分析を通して、主に3つの面から考察する。
まず、利用者を巻き込んだイノベーションの創造を考察する。利用者がアイデアやサービスの創出に関わる事例などから考察する。次に、利用者のニーズと新IT技術との結びつきによるイノベーションについて考察する。位置情報の活用、レコメンデーション技術、各種アドテクノロジーなどである。3つ目に、ネット関連の破壊的イノベーションを考察する。物流インフラ等の革新、アマゾンのサービスの垂直統合、新しいビジネスモデル(ジョブセンスやネット保険など)などに注目する。