主催: 一般社団法人経営情報学会
会議名: 2020年全国研究発表大会
開催地: オンライン会場
開催日: 2020/11/07 - 2020/11/08
免疫と抗体及びウイルスの数を考慮したABM感染モデルを構築し、感染の拡大と収束に及ぼす諸要因の影響を解析した。その結果以下の事柄が判明した。新規感染者数、新規回復者数、総感染者の推移の計算値は実現象と定性的に一致した。感染拡大と収束の基本メカニズムは、健全者が感染者と接触する確率が感染に伴い累進的に増加すること、及び回復者の増加に伴い上記確率が累進的に低下することである。抗体の存在は感染の収束安定化に寄与するがメカニズムの本質的要因ではない。感染拡大の抑制と経済悪化防止を両立させるためには、感染者を識別し、その行動を制限して、健全者が感染者と遭遇する確率を低下することが有効といえる。