日本醸造協会誌
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解説
エノログが見たワイナリー現場の問題点とその改善
増子 敬公
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2012 年 107 巻 4 号 p. 217-223

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抄録

ワインはpHが低く,アルコールとSO2があるので微生物汚染に強い,と考えられていた。しかし,このような条件であっても醸造中や醸造後のワインの品質に危害を与える微生物はワイナリーに潜んでおり,安定して高い品質を維持するには適切なサニテーションが欠かせない。これまで日本語の解説が少なかったワイナリーのサニテーションに関する情報を紹介していただいた。

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© 2012 公益財団法人 日本醸造協会
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