日本醸造協会誌
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アルコール健康医学協会40年の歩みと酒類業界との連携
−責任ある飲酒行動(適正飲酒)の普及啓発に向けた協会の取組−
市田 浩恩
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2021 年 116 巻 6 号 p. 366-390

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抄録

人類の社会文化に長年にわたり寄り添ってきた「酒」には,古来,「天の美禄」,「百薬の長」,「万病の元」等の多面的な評価が存在する。すなわち適度な飲酒は,心身をリラックスさせ,社会生活の潤滑油ともなるが,不適切な飲酒は,様々な健康面の問題等を引き起こす。

したがって,いかにして飲酒による健康への悪影響を低減しつつ,歴史と伝統ある産業として,持続可能で健全な発達を継続していくかは,酒類業関係者にとって避けることのできない永遠の命題である。アルコール健康医学協会は,適正飲酒の普及と啓発を目的として,厚生省により昭和55年に設立された。

そして,設立当初から酒類事業者が参画し,医療関係者と連携して運営に貢献してきたところであり,設立から40年を迎えた機会に,その歴史と現状をまとめていただいた。

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