日本醸造協会誌
Online ISSN : 2186-4012
Print ISSN : 0914-7314
ISSN-L : 0914-7314
醸造副生物の利用法の研究開発と有機農業の実証
松浦 昇
著者情報
ジャーナル フリー

1990 年 85 巻 4 号 p. 219-225

詳細
抄録

味噌・醤油製造工場からの廃棄物は大部分が有機廃棄物であるが, 地域によっては, それらの処理に苦慮している工場が多い。理想的には, 環境汚染を防ぎつつ工場内において処理するクローズドシステム法を確立させるのがよい。しかも, 単に処理するのみにとどまらず, それらを有効利用に向けるべきものと考えられる。小規模ながら完全クローズドシステムの確立に取組んでいる工場の経過を解説して頂いた。

著者関連情報
© 公益財団法人 日本醸造協会
前の記事 次の記事
feedback
Top