日本醸造協会誌
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きのこを用いた酒類の製造
松井(岡村) 徳光大杉 匡弘
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2002 年 97 巻 11 号 p. 766-773

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抄録

酒類は酵母のアルコール発酵力を利用して製造されている。最近, きのこがアルコール発酵するという興味深い現象が発見され, 酵母の変わりにきのこを用いて酒類が製造された。製成酒には疾病の予防効果を示す成分が検出され, お酒の機能性が強調された品質になっている。酒類の品質や製造方法の今後の展開を模索する上で本研究は貴重な情報を提供している。

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