脈管学
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原著
四肢リンパ浮腫に対する複合的理学療法(CDP)教育入院指導4年間の成績から判断して,CDPは長期に有効な治療法であるか?
春田 直樹内田 一徳春田 るみ尾崎 慎治片岡 健
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2012 年 52 巻 March 号 p. 141-146

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抄録
要 旨:当院では2005年4月より四肢リンパ浮腫に対する自己管理法の指導を目標とするCDP教育入院を導入し,2009年3月までに139名に実施した。入院による集中治療により患肢の周径減少が得られ,CDP教育入院終了後の維持期にも患肢周径減少が維持されたことより,本治療法の有効性が明らかとなったが,治療継続のサポート体制の確立が重要であるとともに,公的Safety net確立も急務であることがわかった。
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