脈管学
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原著
孤立性ひらめ筋内静脈血栓の抗凝固療法:血栓変化と右心負荷変動
應儀 成二應儀 長子
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ジャーナル オープンアクセス

2015 年 55 巻 8 号 p. 131-139

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抄録
要旨:下腿型と筋内型で抗凝固療法の治療効果を検討した。対象は,筋内型24 例,下腿型21 例とした。血栓変化では,有効率(消失,縮小)は遠位型63%で,筋内型61%と下腿型65%で有意差がなかった。右心負荷変動では,右室収縮期圧は有意に低下し,40 mmHg 以上の肺高血圧は筋内型と下腿型で,また,30 mmHg 以上の右室負荷は筋内型で有意に減少した。抗凝固療法により,筋内型では下腿型より広範な右心負荷の軽減効果が期待できる。
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