市立四日市病院外科
2017 年 57 巻 4 号 p. 69-72
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は82歳女性。71歳で透析導入となった。右vascular access(VA)側の鎖骨下静脈狭窄による右上肢腫脹が出現したためにバルーン拡張術を施行したところ鎖骨下静脈が破裂,閉塞した。右上肢腫脹が悪化したため穿刺困難となり,左鎖骨下静脈よりカテーテルによるVAとなったが,VA不全および鎖骨下静脈閉塞による上肢腫脹のため当院紹介となった。これに対し大伏在静脈を用い右橈側皮静脈–右内頸静脈バイパスを施行した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら