脈管学
Online ISSN : 1880-8840
Print ISSN : 0387-1126
ISSN-L : 0387-1126
症例報告
膝窩動脈外膜囊腫に対し外膜切開術と大伏在静脈によるパッチ形成術を施行した一例
村松 賢一渡邊 正明
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2018 年 58 巻 9 号 p. 165-168

詳細
抄録

膝窩動脈外膜囊腫は,血管の外膜や中間膜にコロイド様物質が貯留して動脈内腔の狭窄や閉塞を来す稀な疾患である。症例は53歳男性。主訴は間欠性跛行であった。左側ABIは0.38と低下していた。左膝窩動脈末梢の拍動減弱を認め,造影CTおよび下肢MRIで左膝窩動脈外膜囊腫と診断し,全身麻酔下に囊腫切除,および大伏在静脈をパッチとして用いて血管形成術を施行した。半年以上経過したが再発はなく,経過良好である。

著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top