日東病院血管外科
2024 年 64 巻 5 号 p. 87-90
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人工血管内シャントの静脈側吻合部狭窄およびシャント瘤をステントグラフト内挿術により治療した1例を報告する。症例は36歳,女性。16年前に人工血管内シャントを造設し,静脈側吻合部狭窄に対して繰り返し血管内治療を行っていた。約1年前より静脈側吻合部シャント瘤を形成し,徐々に増大したためステントグラフト内挿術を施行し,狭窄部の血流改善と瘤内血流消失を認めた。術後瘤は縮小傾向となり良好に経過した。
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