脈管学
Online ISSN : 1880-8840
Print ISSN : 0387-1126
ISSN-L : 0387-1126
原著
離床時の肺血栓塞栓症を懸念する患者における理学療法士による下肢静脈エコー実施の意義
鈴木 昭広大澤 伸山口 彩香洲川 明久林 久恵原 正幸藤井 真也
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2025 年 65 巻 1 号 p. 9-16

詳細
抄録

入院後安静で離床時の肺血栓塞栓症(PTE)が懸念される症例がいる。離床前に理学療法士が下肢静脈エコー検査(リハUS)を施行し,懸念症例を安全に離床可能か検証した。懸念症例35例にリハUSを実施し,1例に深部静脈血栓所見を認めた。懸念度は,実施前後の11段階評価で中央値6から1に有意に軽減した(P<0.001)。離床前リハUSは,離床に伴うPTEの懸念を軽減し,安全に早期離床が行えることが示された。

著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
前の記事 次の記事
feedback
Top